未来をあきらめない「フラガール」夢と希望と涙で感動!

フラガールIC

こんにちは、皆さん!「フラガール」は、夢と希望、そして涙で観る者の心を打つ感動の物語です。主人公たちが困難を乗り越えながらも夢に向かって一歩ずつ歩みを進め、最終的に成功を収める姿には強い感動と共感を覚えます。
夢を追い求める姿勢や情熱、そして努力が成功につながるというメッセージは、私たちに勇気と希望を与えてくれるものです。
本記事では、フラダンスの魅力や物語に込められた想いを振り返ってみたいと思います。未来をあきらめない前向きなエネルギーを見つけ共有できれば嬉しいです。

目次

「フラガール」予備情報

「フラガール」は、2006年公開の日本映画。舞台は福島県いわき市、炭鉱に代わる町おこしとして立ち上げた常磐ハワイアンセンター(現スパ・リゾートハワイアンズ)誕生の実話を描いたもので、フラダンスショーが話題となり大ヒットした作品です。第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞他数々の賞を受賞しており、2008年以降度々舞台化もされています。

【スタッフ】

監督:李相日
脚本:李相日 羽原大介

【キャスト】

蒼井 優(花とアリス・東京家族・NHK/龍馬伝・ブギウギ)
松雪泰子(容疑者Xの献身・余命・沈まぬ太陽)
富司純子(緋牡丹博徒・勇者は語らず)
豊川悦司(NIGHT HEAD・Love Letter・八つ墓村・青い鳥)
岸部一徳(死の棘・シリーズ/相棒・ドクターX)
山崎静代(カンナさん大成功です・夫婦道)

★YouTube「フラガール」Pickup

「フラガール」ざっくりあらすじ

昭和40年、炭鉱の町として栄えた福島県常磐町では、石炭需要の減少により人々は職を失い町は危機的状況に陥っていました。

炭鉱経営陣の一人吉本(岸部一徳)は、経済成長に伴う観光需要を見越し、町の生き残りをかけてレジャー施設を作ることを決意します。
その名も「常盤ハワイアンセンター」。フラダンスショーをメインに観光客を呼び込む作戦です。

ハイビスカス

ハワイアンダンサーを育成するため、東京からフラダンスの講師を呼び込み、村の女性たちの勧誘を始めました。辛い労働を生業として生きてきた村人たちは、そうした歓楽・芸能的なものを仕事とは認めにくく、冷ややかに見ていました。

実際、肌の露出度が高く刺激の強いフラダンスには、紀美子(蒼井優)の母も含め村人たちは批判的でした。が、ダンス講師まどか(松雪泰子)の踊る姿に魅了された紀美子たち数人はハワイアンダンサーになることを強く希望するのでした。

周囲の反対を押し切り練習に励む紀美子。家を飛び出しダンス教室で寝泊まりしながら、猛特訓に励み次第に上達してゆきます。メンバーも増え、フラダンス教室は徐々に軌道に乗り始めます。

紀美子が懸命に踊る姿を見た紀美子の母は、この時、娘のダンスにかける情熱を理解しようとするのでした。人を笑顔にし喜んでもらえる仕事もあっていいのではないかと周りを説得し、少しずつ村人もハワイアンセンターに協力的になってきます。

いよいよ、ハワイアンセンター宣伝のため、フラダンスを披露するべく地方巡回が始まりました。が、その途中問題が発生!
公演中にメンバーの小百合(山崎静代)の父が事故で危篤という連絡が入ります。しかし、そのまま公演を続けたことで、周囲から非難が殺到し、まどかは責任を問われ町を去らざるをえない状況になってしまいます・・

様々な困難を乗り越え、ついに常盤ハワイアンセンターが完成し、紀美子たちフラガールは大勢の観客を前に素晴らしいフラダンスを披露します。紀美子の母も見守る中、フラガールたちに惜しみない拍手が贈られるのでした。

★泣ける!蒼井優さんのフラダンスのソロが素晴らしい!

「フラガール」見どころ・感じどころ

トロピカルな風景

本作は衰退する炭鉱産業に代えて、フラダンスで町おこししようと立ち上げた常磐ハワイアンセンター開設当時の実話物語。成功までの努力や苦悩の実話をもとにした感動作です。フラダンスを教えるために東京から招いたプロダンサーとフラガールを志望する村の娘たちとの絆が描かれます。

◆「プロジェクトX」フラダンスで町おこし  

エネルギー改革により日本経済は発展する一方、炭鉱で栄えた町は衰退の一途を辿りつつありました。そんな中、町を常夏のハワイに変えて観光産業を興そうと、常磐ハワイアンセンター計画が実践されてゆきます。

炭鉱の町では仕事の優位は男性ですが、ハワイアンセンターでは女性も活躍できる仕事が生まれます。ハワイアンセンターの目玉はフラダンスショーです。

炭坑夫で生計を立てていた村人たちは、畑違いの事業に最初は戸惑い冷ややかでしたが、夢と希望に燃えて頑張る者たちに次第に心を開き協力するようになってゆきます。

この映画を見ると、フラダンスがまだ一般的ではなかった時代、ハワイアンセンターという歓楽業が炭鉱の町の人々に受け入れられるまでには多くの苦難・困難があったことがよく分かります。まさにドキュメンタリー「プロジェクトX」です。

★野暮ったい村の娘たち、頑固な親、炭鉱の衰退、
昭和ノスタルジーがひしひしと感じられますね。

◆キャストの魅力・フラダンスの魅力      

何といってもフラフラと優雅に踊るフラダンスシーンが素敵で見ていて楽しくなってきます。
特に、蒼井優さん演じる紀美子のソロのダンスはキラキラと印象的で、多くの努力と苦難を乗り越えて笑顔で踊る姿は見ていて涙が溢れてしまいました。

そしてダンス講師役の松雪泰子さん。映画ではやさぐれ役を演じていますが、特技はバレエ、スタイルも抜群でダンスはさすがにきれいで美しい!

南海キャンディーズのしずちゃん、山崎静代さんも田舎娘のいい味出してます。
出演者がそれぞれ個性的で、皆さん役所にピッタリなキャラを演じていて好印象でした。

★部長役の岸部一徳さん、若かりし頃は一世を風靡したグループ
サウンズ「ザ・タイガース」メンバーのサリーでした。

◆常夏のハワイを感じたい方はぜひこちらへ! 

スパリゾートハワイアンズ(旧常磐ハワイアンセンター)
今回記事を書くに当たり、スパ・リゾートハワイアンズをチェックしてみてびっくり!
以前とはすっかり様変わりし、素晴らしいリゾート施設に変わっていました。

湯屋の風情溢れるお風呂、大きな露天風呂、ウォーターパークのプール、もちろんハワイアンズのフラガールによる美しく情熱的なポリネシアンショーの人気イベントも。宿泊は、ホテルハワイアンズ・モノリスタワー・ウイルポートなど、それぞれに特徴的な宿泊施設が充実しています。まさにリゾート気分を満喫できるレジャーパークです!

※所在地:福島県いわき市常磐藤原町蕨平50

★映画「フラガール」のご案内がこちらに掲載されています。

「フラガール」から汲み取る人生哲学・心の糧

トロピカルフラワー

映画「 フラガール」は、周囲の風評に抗い勇気を持って一歩前に踏み出した女性達の、汗と涙の成長の記録です。私たちに新たなことを挑戦する勇気を与えてくれる物語です。

「フラガール」は、2008年の公開以降、多くの人々の心を打ち感動を与え続けています。この作品は、未来をあきらめない強い意志と希望、そして困難に立ち向かう強さが描かれ、私たちの人生にも多くの示唆を与えてくれます。

物語に登場する「フラガール」たちは、常に前向き、夢に向かって努力する姿勢が素晴らしいです。彼女たちの情熱や努力は、私たちにも刺激を与えてくれます。どんな困難があっても諦めないで、希望を持ち続けることが大切なのですね。

失敗や挫折にもめげず、立ち上がる姿勢も素晴らしいです。人生には様々な試練がありますが、本作「フラガール」から学ぶことで、どんなに困難な道であっても、夢に向かって進み続ける姿勢こそが大切、成功への第一歩なのだと分かります。

そしてまた、涙という感情もこの映画では重要な要素です。涙は弱さではなく感情の表れであり、自分自身や周りの人々への思いやりを示すものでもあります。泣くことで心の中に溜まった感情を解放し、前に進む力を得ることができるのです。

この映画を通じて、逆境に負けない、夢を追い求めるなど人生において大切なメッセージを受け取ることができます。このメッセージを心に刻み、困難な状況に直面した時こそ、前に進む勇気を持ち続け、自らの人生に活かすべく、前向きな気持ちで日々を過ごしていきましょう!

「フラガール」まとめ

はい、疲弊した町から活気のある町へ、お先真っ暗の暮らしから夢と希望のある暮らしへ、皆の努力がサクセスストーリーへと続く素敵な物語でした。

ラストシーンのフラダンスが秀逸!素人が観客を前にプロ級の踊りを披露するまでの努力を知っているだけに、泣ける泣ける・・

プロジェクトX的ストーリーもよし、キャスティングもベストマッチ、炭鉱という暗いイメージと華やかなダンスの対照もよし、抜群に好印象の感動映画でした。

この映画は常磐ハワイアンセンター(現スパ・リゾートハワイアンズ)開設時に刻まれた実話が元になっています。映画でここを知ってから訪れたなら、とても感慨深いものがあり、より楽しめるのではないでしょうか。

★それでは、またお会いしましょう。Good Luck!

本ブログはSWELLを使用しています
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この記事を書いた人

居所地:日本の中央山岳地域で田舎暮らし
映画・TVドラマ大好き人間
古代ロマン・スピリチュアル小説ファン
Pen name:東岳院展大
Blog nickname:福徳星人

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