「プリティウーマン」夢と高揚感とインスピレーション!

こんにちは、皆さん!「プリティウーマン」このタイトルだけで、鮮やかなイメージが脳裏に広がり、あの高揚感のあるウキウキリズム “Oh,Pretty Woman” のテーマ曲が聞こえてくるようです。
「プリティウーマン」は世界中の人々の心を捉え、長い年月を経て今でも色あせることのない人気を誇っています。キラキラと輝くヒロインの姿、心の成長、そしてシンデレラストーリーのような展開、まさに夢のような物語が人々を魅了し続けて止みません。
本記事では、夢と高揚感に満ちた「プリティウーマン」の世界を楽しみながら、新たな魅力を再発見してみたいと思います。

目次

「プリティ・ウーマン」予備知識

「プリティ・ウーマン」は、1990年に公開されたアメリカのロマンティック・コメディ映画です。1964年の映画オードリー・ヘプバーン主演の「マイ・フェア・レディ」の、現代版シンデレラストーリーと言われます。
ジュリア・ロバーツは、本作品でゴールデングローブ賞 主演女優賞を受賞し、一躍ハリウッドのトップスターに躍り出ました。

また音楽は、1964年に発表されたロイ・オービソンの「Oh,Pretty Woman」が選曲され、映画の人気に合わせリバイバルヒットとなり、今では「プリティ・ウーマン」のテーマ曲として世界中に知られるメロディとなっています。

【スタッフ】

監督:ゲイリー・マーシャル
脚本:J・F・ロートン
製作:アーノン・ミルチャン スティーヴン・ルーサー
製作総指揮:ローラ・ジスキン

【キャスト】

エドワード役:リチャード・ギア(愛と青春の旅だち・Shall We Dance?)
ビビアン役:ジュリア・ロバーツ(マグノリアの花たち・ノッティングヒルの恋人)

【音 楽】

音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
主題歌:ロイ・オービソン「Oh,Pretty Woman」

★YouTube「プリティ・ウーマン」Pickup

★「マイ・フェア・レディ」の舞台はイギリスのロンドン、
「プリティ・ウーマン」はアメリカのロサンゼルス。舞台や
時代が違っても、どちらも素敵なシンデレラストーリーです。

「プリティ・ウーマン」ざっくりあらすじ

ビバリーヒルズの繁華街で道に迷った実業家のエドワードは、たまたま路上で夜の客の品定めをしていたビビアンに声をかけられ、20ドルでホテルまでの案内を頼むことに。

ホテルに着き「帰りはバスで戻る」と言うビビアンに、エドワードはちょっと興味を惹かれ、「お茶でもいかが」と彼女を引き留めます。

クリスタルネックレス

翌日、仕事上の会食に女性同伴でと弁護士から勧められたエドワードは、ナイスタイミングでビビアンと一週間3000ドルの同伴契約を交わします。

ビビアンはエドワードから渡された必要経費でドレスを買いに出かけますが、短パンの上品とは言えない服装のため高級ブティックでは追い出されてしまいます。しかし、上客のエドワードの同伴者と知るホテルの支配人はビビアンに好意的で、彼の手配でドレスの購入からテーブルマナーまで伝授します。

ビビアンの美貌とスタイルはトップレデイとして遜色ありませんでした。会食は不調に終わりましたが、エドワードは無邪気なビビアンと一緒にいると楽しく、仕事を離れて二人でオペラや競馬、散歩を楽しみます。

エドワードとビビアンはお互いの不幸せな境遇を語り合い、心の隙間を慰め合いながら、いつの間にか惹かれ合っていくのでした。

契約の終了日がやってきました。エドワードはビビアンに今後の生活の援助を申し出ます。しかしビビアンは、援助交際のような申し出に乗ろうとはしませんでした。
「幼い頃から白馬の騎士が助けにきてくれることを夢見ていた」と告げ、去ってゆくのです。

おとぎ話のような夢から覚め安アパートに戻ったビビアンには心境の変化がありれました。人から蔑まれるような暮らしはやめ、まっとうに出直そうと決心したのです。

さあ、いよいよラストに近づきます。新たな人生の出発・・そんなビビアンのところへ白馬の騎士は迎えにやってくるのでしょうか?・・

「プリティ・ウーマン」見どころ・感じどころ

「プリティ・ウーマン」は、1990年に全米興行収入第1位を記録した、王道シンデレラストーリーです。本作が公開され大ヒットとなった1990年頃、日本はバブル時代、本作のような非現実的な状況が、現実味を帯びる可能性もあったかもしれません。

気分はセレブ!ロデオドライブ

世の女性たちには絶対見逃せないシーンの一つがここにあります!
ロイ・オービソンの“Oh,Pretty Woman”のウキウキリズムに乗って、ビビアンが服飾品をショッピングしまくるシーンですね。
しかも、そのショッピング街は世界有数の超高級ブランド店が並ぶロデオドライブというショッピングエリアなのです。シャネル、エルメス、ルイヴィトンなど超有名ブランドが通りに軒を連ね、地元の人はもちろん、世界中の旅行者が買い物に訪れる街です。散歩するだけでもセレブ気分!

トップレディのオーラがキラキラ!

コールガールからエレガントなトップレディへと変身振りが、これまた素晴らしい!ジュリア・ロバーツの美貌と演技がキラキラと光ります。
カクテルバーのシーンでは、リチャード・ギア扮するエドワードが気づかないほど、ビビアンは素敵な女性に変身しています。
オペラ観劇に出かけるシーンでは、ビビアンの真紅のドレス姿に目を奪われます。ビビアンの放つオーラにホテルのスタッフらも皆くぎづけ!まるで、素晴らしい空間に、幸運の瞬間に居合わせたように微笑んで二人を見送るのです。

ゴージャス感満載!

ホテルの撮影は「ビバリー・ウィルシャー・フォーシーズンズ」の外観が使用されました。こちらは超高級ホテル、料金は他より割高になりそうですが、観光で訪れたなら一度は宿泊してみたいホテルです。
ホテルの最上階、ペントハウスはディズニースタジオに作られたセットで、高級感溢れるそのゴージャスな設えは私たちを非日常の世界に誘ってくれます。
「プリティ・ウーマン」は、30年を経た今でも世界中で愛され、色褪せることなく私たちに素敵な夢を見せてくれます。

人間性を現すキャラクター

主人公二人を取り巻く登場人物たちのキャラもいろいろです。
高級ショッピング街の某店員は、ビビアンの体裁が高級店にそぐわないと卑下し追い出してしまいます。見た目で人を判断する、往々にしてよくあることですが、人間の悪いくせです。
まあ、人のことは言えませんが・・

赤いバラ

しかし大方はビビアンが下層の女性と知りながら、ビビアンのオーラに押され気味でどうなることかと彼女を温かく見守っています。

ビビアンに交際を断られたエドワードが、最後の押しの一歩を踏み出せずにいた時に、これまでの二人のいきさつを知るホテルの支配人がエドワードの背中を押してくれます。
「昨日リムジンで家までお送りしましたよ」と、暗にビビアンの居所を伝えるのです。

皆がビビアンに対して好意的?に描かれているところが、後味の良い、そして素敵な映画だったと感じさせられます。

「プリティ・ウーマン」楽しめない人もいるの?

気まぐれな金持ち男性とコールガールの出会い。中には否定的に感じる場合もあるようです。

『主人公が下品だから好きじゃない・・』
それは、コールガールを演じるジュリア・ロバーツの演技力によるものではないでしょうか。その分、エレガントに変身した時とのギャップが大きくなり“変身願望”をくすぐられる、そこが人気の種の一つかもしれません。

『現実離れしすぎている・・』
人間“夢”を持たなければ幸せとは縁遠くなります。現実的には不可能な夢、高望み、であっても、そのような想念すら描けない人は気の毒です。素晴らしい情景・より良い情景・真・善・美をイマジネーションすることは、魂の浄化・成長に寄与するものと・・私は思いたいです。

「プリティ・ウーマン」から汲み取る人生哲学・心の糧

白いバラ

映画「プリティ・ウーマン」は、夢と高揚感、そしてインスピレーションを与えてくれる作品です。

ジュリア・ロバーツが演じる主人公ビビアンは貧しい環境で育ち、信頼していた男性にも捨てられ、困難な状況にありますが、彼女は常に明るく前向きな姿勢で生活しています。映画の中では、体は売っても心は売らないと言い、愛や信頼という気高い心は密かに守り続けている強い女性です。
エドワードの優しい微笑みに心を開き、自らの境遇を語ることで、見失っていた自信とプライドを取り戻していくのです。

一方、エドワードは企業買収をビジネスとする冷徹な人間です。両親の不和を見て育ち、温かい愛に飢えていた反動で心をかたくなに閉ざしてています。しかし、天真爛漫なビビアンに出会い、自らのトラウマを語ることで少しずつ心の氷が解けていき、深く眠っていた愛と信頼が甦ってきます。

この映画は、相手を理解し、寛容であることの重要性を教えてくれます。ビビアンはエドワードとの関係を通じて、お互いに学び合い成長していきます。彼女の人間性や優しさがエドワードの心を打ち、彼自身も変わっていく様子は感動的です。

また、夢や希望は日々の生活を豊かに充実感のあるものにします。こうした情感は良いひらめきや良い思いつきを生み出すことにつながり、人生により良い影響を及ぼします。

「プリティ・ウーマン」は、どんな状況にあっても夢を追いかけることの素晴らしさや、自分を信じることの大切さを伝えてくれます。この物語を通じて、新たなる挑戦への勇気をもらうことができます。大切なことは、自分自身を愛し、自分の人生に自信を持つことです。

「プリティ・ウーマン」は、出会った二人お互いが、人間的に大きく成長していく物語でした。

★自分らしくあれ!そしてまた、他人の受け入れや
理解が大切であることも忘れるなかれ!

「プリティ・ウーマン」まとめ

はい、とても楽しい映画でしたね! 何度見てもうっとりしてしまいます! ロイ・オービソンの“Oh,Pretty Woman”のウキウキリズムに乗ってビビアンがショッピングしまくるシーンがとても印象的です。

出会いは偶然に!金持ちの王子様も貧しいシンデレラも、それなりに寂しい心の隙間を埋め合いながら愛が生まれました。真心や優しさが人を変え、生き方を変え、心を成長させるという物語でした。

もう一つ、心はお金やモノでは買えない、ということが暗示されました。
更にもう一つ、「夢」を持つことは幸せにつながる大切な心の在りようです。遠い将来の大きな夢、がんばればすぐに手の届きそうな小さな夢、たくさんの夢を持って幸せを育みましょう。

★それでは、またお会いしましょう。Good Luck!

本ブログはSWELLを使用しています
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この記事を書いた人

居所地:日本の中央山岳地域で田舎暮らし
映画・TVドラマ大好き人間
古代ロマン・スピリチュアル小説ファン
Pen name:東岳院展大
Blog nickname:福徳星人

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