こんにちは、皆さん！ 春がやってきましたね！春は新しい出会いや再会の季節です。そんな春のイメージを象徴する物語が「春のワルツ」です。
温かい陽ざしに輝く春の風景や、優しく心を包み込む美しいメロディーを背景に、偶然の出会いで惹かれ合った男女がそれぞれの想いを胸に秘め、春風のようにすれ違い巡り合いながら、再会の地へと導かれてゆきます。
本記事では「春のワルツ」の魅力に浸りながら、その感動や思い出、フィーリングを共有し、心地よい時間を過ごすお手伝いをしたいと思います。
「春のワルツ」予備知識
「春のワルツ」は、2006年韓国KBSで制作された全20話のテレビドラマ。ユン・ソクホ監督による四季シリーズ「秋の童話」「冬のソナタ」「夏の香り」に続く物語の最終作品。
ピアニストとして活躍するユン・ジェハとアクセサリーデザイナー、パク・ウニョンの出会い、ジェハの幼馴染ソン・イナとウニョンに好意を寄せるジェハの友人フィリップ、四人それぞれの想いが交錯するラブストーリーが繰り広げられます。
【スタッフ】
監督・演出：ユン・ソクホ
脚本：キム・ジヨン、ファン・ダウン
音楽：パク・ジョンウォン、イ・イム他
【キャスト】
ユン・ジェハ役：ソ・ドヨン（いばらの鳥・夜叉・チング～愛と友情の絆～）
パク・ウニョン役：ハン・ヒョジュ（トンイ・華麗なる遺産・イルジメ～一枝梅～）
フィリップ役：ダニエル・ヘニー（逃亡者 PLAN B・私の名前はキム・サムスン）
ソン・イナ役：イ・ソヨン（天使の誘惑・トンイ・ルビーの指輪）
★春らしい主題歌・挿入歌が物語を一層印象深いものに
仕上げています。
「春のワルツ」ざっくりあらすじ
天才ピアニストのチェハとアクセサリー・デザイナーを目指すウニョン、二人の出会いは真冬のオーストリア、旅の途中の列車の中でした。
人なつこいウニョンは同席の男性チェハに話しかけるのですが、彼は無愛想で会話になりません。しかし、チェハはウニョンのある仕草に、幼い頃不遇の中支え合った少女の面影を見出します。一方、ウニョンもまたこの男性が何となく気になっています。
舞台は変わって韓国に移ります。
レコード会社の重役でキャリアウーマンのイナは、子供時代に慕っていたチェハの活躍を知り、チェハを韓国で売り出そうと韓国にオフィスを開設しました。
チェハの友人でもあるマネージャーのフィリップは、たまたまオフィスにアルバイトとして雇われたウニョンに好意を寄せ、彼女の優しさ純粋さにどんどん惹かれていきます。
導かれるように出会ったチェハ・フィリップ・ウニョン・イナたちの四人、仕事を通じて、あるいは私事の暮らしにおいて、それぞれの想いが絡まり合いながら交錯してゆく中、チェハとウニョンの心は少しずつ近づいてゆきます。
いよいよ後半、チェハは子供の頃の忘れられない想いを抱き続け心の影となっています。ウニョンもまた幼い日の思い出を忘れられずセンチメンタルになっています。
ウニョンが母親の供養のため実家のある島へ向ったと聞き、チェハの心に、胸にしまっていた幼い日のウニョンが甦りました。不幸な環境の下、島で支え合った少年と少女の、見えなかった真実が甦ってきます。いったいどんな過去があったのでしょうか？
チェハはウニョンを追いかけてその島へ向かいます。
季節は春、島は一面に菜の花が咲き揃っていました・・・物語はまだまだ続きます。
「春のワルツ」見どころ～美しい風景～
何といってもヒロインハン・ヒョジュさんのあのほほ笑みスマイルが魅力的です！高校時代に「ミスにっこり大会」で大賞を受賞したという笑顔なんですね。うららかな春の映画にピッタリ！さすが、ユン・ソクホ監督のキャスティング。
物語の始まりは真冬のオーストリア旅行。中でも印象的なのは、ハルシュタットという小さな町の湖畔の風景。世界で最も美しい湖畔と言われるのも納得の映像美です。
舞台は変わってオーストリアから韓国へ、冬から春の装いへ移ります。この辺の展開も季節感がはっきり感じられるストーリーの大事なアクセントになっています。
以降は、桜、つつじ、レンギョウ、菜の花と早春の花々が咲き誇る、本当に美しい韓国の春が見られます。出演者のファッションも全体に春色パステルカラーが施され、春らしい雰囲気に満たされます。ホンワリウキウキ、とてもいい気分で視聴時間を過ごせるでしょう。
特に、ロケ地、青山島（チョンサントウ）は、海に囲まれロケーションがとても素晴らしい島のようです。ソウルから南へ車で６時間ほど、さらに船に乗って島へ渡ります。春はドラマで見るように菜の花が一面に咲き揃う、まさに「春のワルツ」の聖地です。
「春のワルツ」聴きどころ～癒しのメロディ～
テーマ曲や挿入歌も皆それぞれ素晴らしい。以下は「春のワルツ」CDの収録曲一覧。ちなみに★印はお勧め、イントロだけですぐにドラマのイマジネーションに包まれます。私の好きな癒しのメロディです。
01 FLOWER-M★／ソ・ドヨン
02 美しい秘密★／S.Jin
03 愛という理由で／チョ・キュチャン
04 虹／パダ
05 ONE LOVE★／LOVEHOLIC
06 守護天使★／S.Jin
07 Teardrop Waltz★／Piano：キム・ヒョンソク
08 Clementine／Piano：イ・ジス
09 FLOWER-F／YUNA
10 春のワルツ／Various
11 私の人生の春の日／S.Jin
12 A Sad Memory／Piano：チャン・セヨン
13 Song of Island／Piano：イ・ジス
14 Flashback★／Piano：キム・ヒョンソク
15 Tears for Remembrance／Various
16 Cheerful Humming／キム・サンミ（ボサノバ風）
17 Flying Petals／Piano：イ・ジス
※FLOWER-MとFLOWER-Fは同じメロディですが歌詞は異なり、FLOWER-Mはチェハの心情を、FLOWER-Fはウニョンの心情を歌っています。
「春のワルツ」が暮らしや人生にもたらすもの
春の到来は、私たちの心に明るい感動をもたらします。「春のワルツ」は、この季節にぴったりの素晴らしいドラマです。この美しい映像と曲は、私たちの暮らしや人生に「活力」と「癒し」をもたらしてくれます。
季節が変わり、陽気に誘われて自然と外出したくなります。失われた気力やモチベーションが蘇り、新しい活力と希望が芽生えるのです。「春のワルツ」の美しく快活な映像は、私たちを外の世界に招いてくれます。散歩やピクニック、お花見や旅行へと、こうした心の動きは心身のリフレッシュ、ストレスの軽減につながります。
また、人生にも変化をもたらします。
新年度の新たなプロジェクトのスタートには、新しい活力と勇気が必要です。つまり、温かい陽光や春風を感じる心地よい環境下では、身も心もリラックスし新たな思考やアイディアが生まれやすいということです。
春は、私たちに喜びとポジティブなエネルギーをもたらします。この季節を心から楽しむことで、幸福感や満足感を得ることができ、ストレスやネガティブな感情を忘れ、明るい未来へ向かって前進することができるのです。
春の心地よい時間を大切にしましょう。この季節の美しさと魅力を最大限に楽しみ、新たな始まりや変化に向けて積極的に行動しましょう。
「春のワルツ」は私たちの日常生活に彩りを加える素晴らしい存在です。日々の忙しさに追われている中で、忘れがちな心の触れ合いや感動を取り戻すことができるでしょう。
「春のワルツ」が私たちの暮らしや人生にもたらす心地よい時間は、きっと素晴らしいものに違いありません。
「春のワルツ」まとめ
はい、いやー何度見ても癒される映像です。綺麗で美しい、そして純愛、ヒロインの素朴なな笑顔。私は四季シリーズの中で一番好きなドラマです。
ドラマの中の知らない町や島の美しい風景を見ると、誰かとどこかへ出かけたくなります。春は素敵な季節、心も明るくポジティブになるからでしょうね。
外へ飛び出し開放感と共に心を開けば、運命の新たな巡り会いが、新しい何かとも、出会えるかもしれません。
テーマ曲・挿入曲は全体に癒し系のメロディーが多いので、疲れた時はこのCDを選んで、美しいシーンを思い浮かべながら流し聴きしてみては・・
★それでは、またお会いしましょう。Good Luck！
